研究紹介

受賞

受賞履歴をご紹介します。
  
第31回日本排尿機能学会 学会賞(基礎部門)
 2024年9月に福島で開催されました第31回日本排尿機能学会で、大学院生の辻村剛君が学会賞(基礎部門)を受賞しました。
以下、辻村君のコメントです。
「この度は皆様のご指導により、このような栄誉ある賞を受賞でき、大変光栄に存じます。先輩方から研究を引き継ぎ、夜間多尿と交感神経中枢の関連を明らかにしました。今回の受賞を励みに、今後もこの研究をさらに飛躍させ、臨床応用を目指して精進して参ります。」
 2024排尿機能学会辻村先生
 
2024排尿機能学会辻村先生2 
 
第111回日本泌尿器科学会総会 総会賞
 2024年4月に行われました第111回日本泌尿器科学会総会で、准教授の福原が総会賞(アンドロロジー・不妊・性機能部門)を受賞しました。
(演題名:Development of a novel non-invasive method for evaluation of spermatogenesis function in the testes with Cr-CEST-MRI) 
 2024日本泌尿器科学会総会福原先生
 
第12回日本泌尿器病理研究会学術集会 研究会賞
 2024年2月に行われました第12回日本泌尿器病理研究会学術集会で、助教の石津谷が研究会賞を受賞しました。
(演題名:上部尿路上皮癌組織内における病理組織学的heterogeneityを特徴づける遺伝子群はその予後を規定する)
 
第16回日本ロボット外科学会学術集会 優秀演題賞
 2024年2月に行われました第16回日本ロボット外科学会学術集会で、講師の河嶋が優秀演題賞を受賞しました。
(演題名:ロボット支援腹腔鏡下副腎摘除術は腹腔鏡下副腎摘除術と比較し、手術時間短縮に寄与する)
 
第14回若手研究フォーラム 優秀ポスター賞
2024年2月に行われました第14回若手研究フォーラムで、大学院生の山本顕生君が優秀ポスター賞を受賞しました。
 2024若手研究フォーラム山本顕生
 
 
2023年度 一般社団法人日本生殖医学会 学術症例研究助成 受賞
大学院生の栗林宗平君が研究課題「KEAP1-NRF2応答系に着目した加齢に伴う造精機能低下の分子メカニズム解明」で2023年度 一般社団法人日本生殖医学会 学術症例研究助成を受賞しました。以下、栗林君のコメントです。 
「この度は身に余る栄誉を賜り、大変光栄に存じます。少子高齢化が進む現代において、不妊に悩む患者様は数多く存在し、今後さらなる研究が必要な分野であると考えております。今回の受賞を励みに、今後も臨床に還元できるような研究が出来るように精進して参ります。」
 2023日本生殖医学会研究助成栗林
 
2023日本生殖医学会研究助成栗林2 
 
第37回 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会総会 総会賞 受賞
2023年11月に開催された第37回日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会において、講師の波多野浩士が演題「射精神経温存を伴う腹腔鏡下full templete後腹膜リンパ節郭清術の開発」で総会賞(ビデオ部門)を受賞しました。
可能な限り患者さんの身体への負担が小さく、機能を温存する手術を行っております。 
 2023JSER総会賞波多野
 
EAUOS (East Asia Urological Oncology Society) 2023 Best Oral Presentation Award 受賞
2023年9月に開催されたEAUOS 2023において、大学院生の植村俊彦君が
演題「Novel blood biomarkers for renal cell carcinoma using bacterial-derived DNA in serum extracellular
vesicles」でBest Oral Presentation Awardを受賞しました。
 
第82回日本癌学会学術集会 JCA若手研究者ポスター賞
2023年9月に開催されました第82回日本癌学会学術集会で大学院生の山本顕生君が日本癌学会学術集会 JCA若手研究者ポスター賞を受賞しました。
 2023日本癌学会山本顕生
 
第32回日本がん転移学会学術集会 若手ポスター賞 受賞
2023年7月に開催された第32回日本がん転移学会学術集会において、大学院生の山道岳が演題「GDPPは前立腺癌骨転移においてvicious cycleを亢進させて新規血液バイオマーカーとなる」で若手ポスター賞を受賞しました。
2023第32回日本がん転移学会学術集会山道 
 

第110回日本泌尿器科学会総会 総会賞 
2023年4月に開催されました第110回日本泌尿器科学会総会大学院生の山道岳君が前立腺癌:疫学・診断部門で総会賞を受賞しました。
(演題名:GDPP is a novel blood biomarker in bone metastasis of prostate cancer by fueling the vicious cycle) 
 
また、同じく大学院生の山本顕生君が尿路上皮腫瘍:基礎部門で総会賞を受賞しました。
(演題名:Establishment of a novel mouse model in carcinogenesis of upper tract urothelial carcinoma)  
 2023日本泌尿器科学会総会山本顕生 
 
 
日本泌尿器腫瘍学会 第8回学術集会 学術集会奨励賞 受賞
2022年10月に開催された第8回日本泌尿器腫瘍学会学術集会において、講師の河嶋厚成が演題「血液内細菌叢の多様性は、癌免疫療法の治療効果を予測する」で学術集会奨励賞を受賞しました。
2022泌尿器腫瘍学会 河嶋 
 
 
第72回 日本泌尿器科学会中部総会 総会賞 受賞
2022年10月に開催された第72回日本泌尿器科学会中部総会において、大学院生の植村俊彦先生が演題「血液中の細胞外小胞由来細菌遺伝情報は腎細胞癌の新規診断マーカーとなりうる」で総会賞を受賞しました。
2022中部総会 植村
 
第42回 日本分子腫瘍マーカー研究会 学術奨励賞 受賞
2022年9月に開催された第42回日本分子腫瘍マーカー研究会において、大学院生の山本顕生君が演題「尿路上皮癌における血中循環細胞外小胞内 Firmicutes 門の遺伝情報は 癌局所内免疫状態を反映し癌免疫療法の治療効果を予測できる」で学術奨励賞を受賞しました。
ヒトの血液中に循環する細胞外小胞に細菌由来のDNAが含まれており、特定の菌種のDNA量によって癌免疫療法の効果が予測できるという大変興味深い研究成果です。
さらに発展させ臨床応用に繋げるべく日々山本君は研究に取り組んでいます。 
2022日本分子腫瘍マーカー研究会山本顕生  
 
第29回 日本排尿機能学会 学会賞受賞
2022年9月に開催された第29回日本排尿機能学会において、大学院生の岡田君が学会賞、助教の竹澤が学会賞(論文部門)を受賞しました。岡田君の研究は前立腺細菌叢の存在を明らかにしたものです。以下、岡田君のコメントです。「この度は関係者の皆様の御指導により、このような栄誉ある賞を賜り光栄です。今回我々は前立腺細菌叢の存在を明らかにし、前立腺細菌叢と前立腺腫大の関連を示しました。細菌叢と泌尿器科疾患の関連の解明はまだまだ未知の分野です。今回の受賞を励みに、今後も研究を進めてまいります。」
2022排尿機能学会_岡田 2022排尿機能学会_竹澤
 
 
 令和4年度アンドロロジー学会にて松下慎 大学院生が学術奨励賞(臨床部門)を受賞しました

皆様に御指導、御助力いただき完成させた前立腺癌と腸内細菌叢の関係性を解析した論文で、このような栄誉ある賞を頂けて光栄です。今後、腸内細菌叢と泌尿器疾患の関連について研究をさらに飛躍させて、腸内細菌を疾患の治療や予防に応用できることを目標に頑張ります。
 
 令和4年度アンドロロジー学会学術奨励賞2
 
第109回日本泌尿器科学会総会 総会賞、International Session Award 受賞
2021年12月に開催された第109回日本泌尿器科学会総会において、昨年まで大学院生だった大阪警察病院の中野先生が総会賞を、助教の加藤、竹澤がInternational Session Awardを受賞しました。中野先生の研究は血液中の腫瘍由来DNAが上部尿路上皮癌の予後予測に有効であることを示したものです。以下、中野先生のコメントです。「この度は身に余る栄誉を賜り、大変光栄に存じます。今回我々は循環腫瘍DNA(ctDNA)によって、上部尿路上皮癌において集学的治療を要する予後不良群を同定できることを示しました。ctDNAは予後予測や治療選択において強力なバイオマーカーになることが示されており、今後益々発展、臨床応用が期待される分野であると考えられます。今回の受賞を励みに、今後も臨床に還元できるような研究が出来るように精進して参ります」
2021JUA総会賞_中野 2021JUA_ISA_加藤竹澤
 
ICS2021にて関井洋輔 大学院生がBest non-clinical abstract awardを受賞しました

発表内容はNew insights into the molecular mechanisms of nocturnal polyuria using a novel animal model: Insufficient sodium excretion by hyperactivation of the renal RAS-SPAK-NCC pathway causes nocturnal polyuria
です。
これで関井先生は日本排尿機能学会学会賞、河邉賞に続いての受賞です。
「皆様の指導のおかげで国際学会の栄誉ある賞を受賞できました。今後も精進します。」とのことです。
 
ICS2021 2 
 
 

第59回日本癌治療学会にて加藤大悟助教が優秀演題賞を受賞しました 

第59回日本癌治療学会にて加藤大悟助教が「行性腎細胞癌患者におけるニボルマブ投与によるirAEと臨床予後との関連性の検討」を発表し、
優秀演題賞を受賞されました。
 

 

第28回 日本排尿機能学会に参加しました

2021年9月9日から11日に長野県松本市で開催された 第28回日本排尿機能学会に参加しました。

大学院生の関井洋輔先生が、日本排尿機能学会学会賞、河邉賞をW受賞しました。 

以下、関井先生の受賞コメントです。 

関係者の皆様にご指導いただきながら地道にやってきた研究に対しこのような栄誉ある賞を頂けて光栄です。今後この研究をさらに飛躍させて夜間多尿で困っておられる方々に新たな福音をもたらすことができるよう頑張ります。」 

 2021排尿機能学会
 
 
 
 
第108回日本泌尿器科学会総会 総会賞、International Session Award 受賞
2020年12月に開催された第108回日本泌尿器科学会総会において、大学院生の稲垣くんが総会賞を、講師の福原がInternational Session Awardを受賞しました。稲垣くんの研究は、男性不妊症の原因の1つである精索静脈瘤に対して水素治療という新しい治療法の可能性をきりひらきました。今後、ヒトへの応用も期待されます。以下、稲垣くんのコメントです。「今回の受賞を励みに、実臨床での使用を目指してより一層努力していきたいと思います。」
JUA2020総会賞 JUA2020福原Dr. 
 
第58回癌治療学会 最優秀演題賞 受賞
2020年10月に開催された第58回癌治療学会において、助教の河嶋の演題が最優秀演題に選出されました。以下、河嶋のコメントです。「この度は素晴らしい賞を賜り身に余る光栄です。このようなインパクトのある研究に参加することができ、関係者の方々に厚く御礼申し上げます。引き続き臨床の現場に還元できるように日々努力していきたいと思います。」
がん治療学会2020 
 
AUA2020ベストポスター賞 受賞
米国泌尿器科学会年次総会(AUA2020)(今年はインターネット上での開催)において、助教の河嶋と、大学院生の林くんがベストポスター賞を受賞しました。演題名はそれぞれ"MP18-02: Identification of CCR8 as a specific marker of tumor tissue-infiltrating regulatory T cells and its possibility as a therapeutic target in renal cell carcinoma"と"MP01-11: TERT promoter mutation in non-malignant urothelium of bladder is associated with recurrence in patients with non-muscle invasive bladder carcinoma"です。以下、林くんのコメントです。「栄誉ある賞に選ばれて光栄に思います。ひとえにご指導いただきました皆様からの厚いサポートのおかげと思います。今後も精進を重ねて行きたいと考えています。
今年は新型コロナウイルスの影響で、例年春に開催される日本泌尿器科学会、欧州泌尿器科学会、米国泌尿器科学会など主要な学会の学術総会が全て中止もしくは延期となりました。新型コロナウイルスの一日も早い終息をお祈りしています。
 
第17回日本免疫治療学会江川賞 受賞

2019年2月に開催された第17回日本免疫治療学会において、助教の加藤が江川賞を受賞しました。演題名は「進行性腎細胞癌における免疫チェックポイント阻害剤早期奏効予測のための血液バイオマーカーの開発」です。本研究を免疫チェックポイント阻害剤の適切な患者選択や免疫関連副作用の予測に役立つ研究に発展させていきたいと思います。
免疫治療学会2020
 
 
第241回泌尿器科学会関西地方会ベストプレゼンテーション賞 受賞
 
2019年5月に開催された第241回日本泌尿器科学会関西地方会で、レジデントの吉村先生がベストプレゼンテーション賞を受賞しました。以下、吉村先生のコメントです。「皆様のご指導のおかげで名誉ある賞をいただくことができました。今後とも精進していきたいと思います。」
241回ベストプレゼンテーション賞 
 
EMUC優秀ポスター賞 受賞 
 
2019年11月に開催されたEMUC19において、助教の河嶋が優秀ポスター賞を受賞しました。
EMUC2019-2
 
第57回日本癌治療学会最優秀演題賞 受賞 
 
2019年11月に開催された第57回日本癌治療学会において、助教の河嶋が最優秀演題賞を受賞しました。演題は「腎癌の腫瘍悪性度は腫瘍内T細胞の機能低下と相関し、Nivolumab治療の予後因子となる」です。腎臓がん組織内のリンパ球の機能を解析したという、腫瘍免疫に関する研究です。さらに研究を続け、がんに対する免疫療法の発展に貢献したいと考えています。
癌治療学会2019-2 
 
第28回日本組織適合性学会優秀演題賞 受賞

2019年9月に名古屋市で開催された第28回日本組織適合性学会において、助教の加藤が優秀演題賞を受賞しました。演題名は「ネオアンチゲン特異的TCR同定を目的とした迅速スクリーニング法の開発」です。本研究を発展させ、泌尿器科領域での新たな免疫療法の開発に繋げていきます。 
 
日本アンドロロジー学会学術奨励賞(2019)受賞
 
昨年まで大学院に所属していた、林拓自先生の論文「High-fat diet-induced inflammation accelerates prostate cancer growth via IL6 signaling, Clinical Cancer Research, 2018第38回日本アンドロロジー学会において学術奨励賞(基礎部門)を受賞しました。現在、林先生は米国ジョンスホプキンス大学に留学中です。研究の発展が楽しみです。

アンドロ学会2019(2)

第28回日本泌尿器科学会 研究助成金 獲得
 
2019年4月、講師の藤田和利が日本泌尿器科学会研究助成金を獲得しました。研究テーマは「環境因子による腸内細菌叢変化と宿主免疫相互作用による前立腺癌の発症・進展メカニズムの解明と予防・治療への応用」です。研究をさらに発展させ前立腺癌の予防法や新しい治療法の開発につなげたいと考えています。 
 
第13回日本泌尿器科学会 ヤングリサーチグラント 獲得
 
2019年4月、大学院生の石津谷祐君が日本泌尿器科学会ヤングリサーチグラントを獲得しました。研究テーマは「CRISPR-Cas9システムと次世代シークエンスを応用したゲノムワイドスクリーニングによる前立腺癌のpoly(ADP-ribose) polymerase(PARP)との合成致死遺伝子の探索」です。最新の遺伝子工学を用いて前立腺癌の治療ターゲットとなる遺伝子を探索するという研究です。前立腺癌の新しい治療法開発のために、がんばっていきたいと考えています。 
 
第107回日本泌尿器科学会総会 総会賞受賞
 
大学院生の川村正隆君の演題「シリコン成分剤の経口投与は水素の発生によりラット腎虚血再灌流傷害を抑制する」が第107回日本泌尿器科学会総会において総会賞(腎不全・腎移植部門)を受賞しました。以下、川村君のコメントです。「この度、第107回泌尿器科学会総会賞を受賞いたしました。 今回の受賞を励みに今後より一層精進していきたいと思います。ご指導いただいた先生方にこの場をお借りして心より御礼申し上げます。」これまでにない研究で、その独創性が評価されました。研究のさらなる発展が期待されています。 
 
JUA2019-2
 
 
EAU19 ベストポスター賞受賞
 
講師の植村の演題「Clinical utility of the mutational landscape and fragment size of circulating tumor DNA in renal cell carcinoma」が2019年3月15日−19日にバルセロナで開催されたEAU19においてベストポスター賞を受賞しました。血中cell-free DNAの遺伝子変異や断片化が腎臓がんのマーカーになり得る、という報告です。受賞を励みに、この研究をさらに発展させていきたいと思っています。
 
EAU2019 3 

 
AUA/JUA Advancements in Urology 2019 ベストポスター(2nd prize)受賞
 
当科大学院2回生 川村正隆先生(写真)の演題「Malignancies after renal transplantations in the Osaka University Kidney Transplant Group」が2019年2月7-9日にLos Angelesにて開催されたAUA/JUA Advancements in Urology 2019において、ベストポスター(2位)に選ばれました。今後も引き続き、臨床・研究に頑張っていただきたいと思います。
 
川村先生受賞写真

 
第106回日本泌尿器科学会総会 総会賞受賞
 
山本致之先生(写真前列中央)の演題「Increased concentration and shortness of circulating cell-free DNA could be a diagnostic and prognostic marker, respectively in clear cell renal cell carcinoma」が、2018年4月19-22日に開催された第106回日本泌尿器科学会総会において、総会賞(腎腫瘍:臨床部門)を受賞しました。大変名誉なことであり、これを機に教室全体の更なるレベルアップを目指したいと考えております。 
 
 
2018総会賞 山本