学生・研修医の皆様へ

研修医の声 中野剛佑

当科の研修医の声をご紹介します。
阪大病院泌尿器科 後期研修医 中野剛佑

私は平成23年に順天堂大学を卒業後、同大附属病院にて2年間の初期研修を経て、大阪大学泌尿器科後期研修プログラムに参加しました。現在、泌尿器科医1年目として大阪大学医学部附属病院で勤務しております。

後期研修プログラムは4年間のプログラムとなっており、私は1年目に阪大病院で研修させていただいています。泌尿器科の魅力の一つは腫瘍、移植、排尿、生殖といった多種多様な分野があることだと思います。

阪大病院泌尿器科には各分野の第一線で活躍する先生が数多く在籍し、明日の泌尿器科の新たなエビデンスを発信すべく日々診療、研究にあたられております。そのような諸先生方から直接指導を受けられることは大きな魅力の一つだと実感しています。

阪大病院泌尿器科では後腹膜リンパ節郭清や腎移植、ロボット手術といった一般病院ではあまり経験することない手術を経験することができ、その他内視鏡手術などのあらゆる手術を行っています。意外にも私たちが実際に手を動かす機会も少なくありません。

また、手術以外でも一般病院ではなかなか経験することの出来ない珍しい疾患や複雑な病態の症例、新規の化学療法なども数多く担当することができます。毎週火曜日にはカンファレンスがあり、活発な議論が行われています。私たちは症例提示を行い自分なりに調べ考えたことを発表し、様々な視点から指摘・訂正を受けます。このように泌尿器科全体でディスカッションする環境は他ではなかなか得られない貴重なものだと感じています。

また、学会報告や論文作成の機会も多く、先生たちも協力的に指導してくださるので、アカデミックな力を伸ばすこともできます。

私自身、他大学出身ということもあり入局前はとても不安でしたが、いざ入局してみると泌尿器科の先生たちはみな教育的で、どんな些細なことでも親身になって相談に乗ってくださいます。

このように非常に充実した研修生活を毎日送っています。このページを見て少しでも阪大病院泌尿器科に興味を持ってくだされば、是非一度見学に来てみてください。